春らしい春が来ないなあと思っているうちに夏になりそうです。日差しが強烈で、夏の気配がじりじり迫っているのを感じますね。私は夏が本当に苦手なので戦々恐々としつつ。昨日まで重そうなコートを着ていたバイオリンのお兄さんも、さすがに冬装備を解きました。そんなこんなゴールデンウィーク。名古屋遠征をしているメンバーもいます。

読み終わったためしのない、ニーチェの「ツァラトゥストラ」をまた読み始めました。“神は死んだ”で有名なアレです。私は比較的、本をよく読む方ですが、ツァラトゥストラと新約聖書は何回挑戦しても最後まで読み終わりません。何かのタイミングでふっと手から離れていきます。……今度こそ最後まで読みますよ!

ツァラトゥストラで今のところ一番気に入っているのは、第一部の「山上の木」というくだりです。木の根元に座っている、疲れた顔の青年にツァラトゥストラがこう語りかけます。
“(前略)――が、そういっても、人間は木と同じようなものだ。高みへ、明るみへ、いよいよ伸びて行こうとすればするほど、その根はいよいよ強い力で向かっていく。地へ、下へ、暗黒へ、深みへ――悪の中へ”
これに続く青年とツァラトゥストラの対話にはなかなか興味深いものがあります。この本は哲学書に分類されてはいますが、言葉はとても分かりやすく、また基本的に物語なので普通に楽しめます。私の持っているのは中公文庫から出た文庫で、訳者は手塚富雄氏。訳注がとても親切でおすすめ。私はしばらくツァラトゥストラを持ち歩いています。……ただし、疲れている時と寝る直前に読める本ではないですね(笑
夢を見ました。起きた直後は不鮮明だったその内容が、しばらくぼんやりしている間に「鳩を踏んだ」という言葉とともに一瞬で鮮やかによみがえりました。一昨日の朝のことです。
座っていた所から勢いよく立ちあがったときに、足の裏に妙な弾力を感じて振り向くと、太った鳩が仰向けに転がっている……というとても短い夢。叫ぶでもなく駆け寄るでもなく、不快でもなく、うすい膜のような妙な罪悪感だけが根を張っていました。現実でも感じたことのあるような、既視感を伴った感覚がまだ付きまとっている気がします。

心の在りように悩みます。良い方向に向かおうとしていたはずが、いつも一瞬で台無しにしてしまいます。ばかな自分を突き飛ばしたくなります。それでも何回でも同じことを繰り返すのだから、世話がないというものです。取り繕うことさえまともに出来ないのか、と思ったりもします。私は自分が嫌いです。いや、なんだかんだ言って結局自分が可愛いのでしょうか。それよりも、もっと大事にしないといけないものがあるはずなのですが。幸い私にはまだ、怒ったり諭したりしてくれる人がいます。ただ、いつまで続くかわからない現状に甘えてしまうのは、本当に悪い癖です。

確固たる信念というものが、私には欠けているのかもしれないな、と最近思います。これだけは、という何かを煮詰めたもの。思想と言うと宗教じみてきますが、こう在りたい、こう生きたいという何か。その人の輪郭を作っている一番内側のエッセンス。ともすれば必要最低限で妥協してしまうのでは、どうもこうもなりません。別に奇をてらう必要はなく、誰かと比べるなどもってのほかなのですが、それを持って貫き通せるというのがいわゆる強い人間というものではないかと思います。と、ここまで言っておいて自分の事となるとさっぱり分かりません。何がしたいのかも分かりません。長い間足踏みをしているような気になってきます。そして、これに“モラトリアム”と名前をつけてみると、とたんに馬鹿みたいになってくるから不思議です。そんな悠長な問題じゃないんだよ、とエリクソンを引っぱたきに行きたいですが、それも迷惑な話ですね。

今日とて何も解決しないまま、明日を迎えることになるのでしょうか。そもそも、存在しない“解の公式”的なものを私は求めているのでしょうか。こんなつまらないことで悩んでいる場合じゃないのに。

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こんな良い時節にこんな事を言ってるのが、我ながら残念でなりません。どうか、子供の戯言と笑い飛ばしてくれますように(無理かな……笑)。
ただ、文字にしてみればわかることもあったりして、と思ったりするのです。
頂き物のお好み焼き粉がずっと棚の奥で眠っていたので、不憫になってお好み焼きを作りました。大阪人の主食と思われがちですが、別段そんなことはありませんよ。ただ、殆どのお父さんはお好み焼きを作れると思います。たこ焼き機は各家庭にあります。私も好きです。

おいしいお好み焼きのコツは、山芋のすりおろしを入れることと、とにかくキャベツを大量に入れること。何がおいしいって、キャベツですよ。混ぜにくくてしょうがないっていうくらいキャベツを入れるといい感じです。肉は別に無くてOK。むしろ肉がキャベツの美味しさを阻害してる気がしてきたんですよねー。キャベツオンリーのお好み焼き、いいですよ。バリエーションにはチーズ、キムチ、もち、ねぎ、桜エビ辺りがおすすめ。ねぎは最高。ソースは定番のお好み焼きソース+マヨネーズ+鰹節+青のり、というセットもいいですが、私は醤油かポン酢で食べるのがお気に入り。さっぱり美味しいです。これもおすすめ。

ただ、お好み焼きは一人で食べるもんじゃないですね。
おいしいのはいいとして、あんまり楽しくない。フライパンだし。
どうせなら皆で囲みたい料理ってありますね。鍋しかり。

“皆がいるときの瓶ビール”理論の変形でした。
三寒四温とはよく言ったものです。本当に寒かったりぬくかったり。今日は寒の方でしょうか。いつの間にか桜も終わりかけていたり、ひらっと蝶を見かけたりで季節は着々と衣替え中のようです。今年も満開の桜をうっかり見逃した私は、完全に取り残されかけてます。

春といえば、高校の頃にやったタンポポ巡りを思い出します。私は理数科で生物の授業を取っていたのですが、もはや数学など放ったらかしで生物に傾倒していました。相変わらずなんだかんだ休みがちだった割に、生物だけはちゃんと受けていたと思います。その授業の中で、普段目にしているタンポポのほとんどが外来種であることを知りました。といっても琵琶湖のブラックバスのように外来種が在来種を駆逐したというわけでもなく、単に繁殖力の差で個体数に差があるのだとか。


タンポポの花言葉:真心の愛、思わせぶり

元気いっぱいに群生しているイメージは外来種のもので、実はひっそり咲いてたりするのかな……? 場合によっては都会でも見られるというし、在来種であるカンサイタンポポの写真がとても可愛らしく、単に見たくなった私はさっそく自転車を漕いで町中を走り回ったのでした。公園、市営住宅、空き地、小学校の裏など、タンポポの咲いているスポットには自信があったものの、見つかるのはセイヨウタンポポばかり。夕方、花が閉じかけるまで粘ったものの結局カンサイタンポポを見ることはかなわず、春の散歩に終わってしまいました。その日は夕日がすごく綺麗だったのを覚えています。

そんな風に家を飛び出すことも無くなったなあと思いつつ、お昼過ぎに自転車を漕いで、スーパーへ春の出会いを探しに行ってきました。まるっとしたアジと目が合いました。
好き嫌いが多いとよく言われます。確かにあんまり好きじゃない食べ物は多いですが、負けず劣らず好きな食べ物も多いです。だから万事OK、だと思ってます。



ビスケットはすごく私の好みに合ったお菓子です。ほんのり甘くてサクサクで、とてもシンプル。香ばしい小麦の香りも好きです。マリーが有名ですが、私のおすすめはhokka/北陸製菓株式会社のハードビスケット。甘すぎず、食感と香りが好きでたまに買いに行きます。ココアと相性抜群。

料理でもそうですが、素材が感じられるものが好きなようです。正体がわからなかったり妙にお洒落だったりする食べ物を目にすると、即刻食べず嫌いを発動させてしまいます。全部が全部そういうわけでもありませんが、そんな理由で私は居酒屋が好きです。

昨日はいつもの日曜日でしたが、帰ってからどうも落ち着かず。何があったわけでもないのに、わけのわからないダメージを受けていました。たまにこういう事があります。元気が無いわけではないんですが……不思議な気分。そういう、ちょっとした引っかかりのある時にビスケットが食べたくなります。